Life in Munich 33歳からのドイツ移住

ヨーロッパのど真ん中、ドイツのバイエルン地方にあるミュンヘンの暮らしやヨーロッパでの生活、国際結婚についてなど、幅広いテーマでゆるく更新していきます

ドイツ生活、正直ここは辛い(健康・体調管理編)

ただいま絶賛、風邪っぴきでございます。

ダーリンがここ3か月で4回くらい風邪ひいてる中、一つ屋根の下で暮らしながらもなんとか私は回避してきたのですが、ついに侵攻されました笑

 

私は日本でもインフルエンザとかそのへんの流行り風邪は、割といの一番にかかるほうで(何の自慢にもならない)予防注射とかに余念がないほうですが、ドイツだとそもそも何の予防注射したらいいのか分かんないし、そもそも予防注射というものへのマイナスイメージが大きいようで。

 

「なんでわざわざ健康な身体に毒を注射するんだい?」みたいなこと言われ、いや、まぁわざわざ身体にウイルスいれるわけだから、毒といえば毒なんだけど・・・

ダーリンは予防注射みたいなものは赤ちゃんのころを除き、したことがないそうです。

 

さて、海外生活、身体が元気なときは多少のマイナスもぶっとばすくらいのパワーがありますが、ちょっとでも体調崩すと些細なことが、結構つらい。

 

そもそも前提として、体調崩しても気軽に医者に行けない(行きたくない)、という心理的ハードルがあります。

 

風邪くらいだったら、相当酷くなければ日本でも医者にいくことは稀ですが、でもなにかあったら気軽に町医者にでも飛び込める日本と、ドイツ語だけじゃなく英語も通じるのか、日本語がわかる医者はどこにいるのか・・・など、下調べから始めなきゃいけないドイツとでは、心理的負荷が全然違います。

 

今回も段々と熱が上がってきて身体の節々が痛いぞ・・・となってきたときに、このままインフルエンザみたいな症状になったらどうしよう、どこの病院に行けばいいんだ?!と、頭があまり回らない中、ネットでミュンヘン市内の安心していけそうな医者を慌てて探す始末。

結局いまのところ「ただの風邪」で収まりそうなのでほっとしています。

でもいつかは医者に行かないといけないこともあるんだろうなーと思うと、ドイツ生活の中で唯一といっていいくらい、日本に猛烈に戻りたくなります。

やっぱり病気のこと含め健康って、日本人の体やメンタリティをしっかり分かってくれるところじゃないと辛さが倍増しそうだなって、どうしても思っちゃうんですよね。

 

そして、加えて何より辛いのが体調不良時の「食べ物」。

 

弱っているときに食べたいものって、日本人だったら温かいうどんに豚バラとホウレン草のせて、卵落として・・・みたいなものとか、だしがふんわり効いたおかゆで、ネギたっぷり、とか、そんなものしかはっきり言って受け付けない。

今回、身体の節々が痛いくらいの熱(おそらく8度半ばくらい)が出て、基本低体温の私は動くのもしんどいくらいになるので、買い物のために外出することができず、ダーリンに夕飯は食べたいもの私の分も買ってきてって、頼んだんですね。

 

まぁちゃんと指示しなかった私も悪いんですが、ダーリンは近所のお気に入りのギリシャ人がやっているデリカテッセンで「ギリシャ料理の前菜盛り合わせ(プラス大きなパン)」を買ってきてくれちゃいました。

このギリシャ料理の前菜盛り合わせ、オリーブのハーブマリネから、ズッキーニやパプリカのギリシャチーズ和え、ヨーグルトベースのザジキなどなど、元気なときならワインと一緒に食べれる大好物の一つなんですが、38度の熱でオリーブ、ギリシャチーズは・・・・(うっぷ・・・)ってなってしまいました笑

 

日本だったらコンビニ行けば、インスタントのお粥とサラダとかヒジキとか買えて、それで一人暮らしでも風邪乗り越えてたなーと思うと、和食はすべてを一から手作りしないといけないドイツでの体調管理は、何よりも優先しなきゃいけないな、と思った今回のお風邪でありました。

 

ちなみに前回の反省を生かして今日はダーリンに「野菜たっぷりスープでお願いします!!」と明確なリクエストを出したので、仕事帰りに買い出ししてきてくれ、今せっせとスープ作ってくれています。

 

いずれはお粥かうどんくらいは、作れるようになってもらいたいですね。